同プロジェクトの実施期間は10年。生態系を考慮したさまざまな措置やプロジェクトを通じ、森林被覆率を増加させ、砂漠化した土地を整備。黃砂や砂嵐などの気象災害を抑制するとともに、北京周辺地區の生態環境の改善を目指し、土地の砂漠化を防ぐのが狙い。
北京周辺地區の生態環境は基盤が弱く、北京と天津では砂漠化した土地から黃砂が飛來。特に內蒙古自治區の渾善達克砂地、烏盟後山、河北バ上、山西雁北などの砂漠地帯からは大量の黃砂が吹き上げられてくる。
今回のプロジェクトは北京、天津のほか、河北、山西、內蒙古にある75の県(旗、市、區)が含まれ、総面積は45萬8000平方?に及ぶ。
「人民網日本語版」2002年3月20日