「ええっ!どういう米?どうしてこんなに高いの!」――。先週末、北京と上海で売り出された500グラム50元の日本米に人々は驚いたが、誘惑に抗えず、食べたことのない日本米にお金を出す客もいた。
先月26日から北京太平洋百貨と華堂商場3店舗で、新潟産「コシヒカリ」と宮城産「ひとめぼれ」の販売が始まった。どちらも2キロ包裝で、価格は198元と188元。量り売りはしていない。自分と友人用に新潟米を3袋買った男性は「値段は高いけど、たまに試してみるのもいいかなと思って」と話す。主要な顧客はレストランや現(xiàn)地日本人との予測は外れ、この法外な値段の米を購入しているのは、主に中國人消費(fèi)者だ。客足の多い華堂商場十里堡支店では午前中に60袋余りを販売したが、客には中國人も日本人もいた。上海久光百貨でも日本米の売れ行きは悪くない。
輸入第1陣である今回の24トンは、米を主食とする大都市の富裕層をターゲットにしている。今後は売れ行きを見て、販売店を増やしていく方針だ。
寫真:北京のスーパーで日本米を並べる店員。2キロで188~198元。
「人民網(wǎng)日本語版」2007年8月2日??