??中國ブルーレイHDディスク(CBHD)産業連盟は25日、中國が知的財産権を持つCBHDのディスクがまもなく登場し、第4四半期(10~12月)に大量に売り出されることを明らかにした。ディスクに対応するCBHD機も同時に売り出される。中國の自主開発した次世代ディスクの登場により、海外への高額の特許料支払いが必要だったDVD時代が幕を閉じる。
??ブルーレイディスクはDVDに替わる次世代ディスク規格で、精細度と容量のいずれも従來の規格を上回る。自主知財権を持っていない中國のDVD製造業の受動的な局面を転換するため、清華大學國家ディスクセンターと中國電子科技集団公司第三研究所は05年、中國市場をターゲットとしたCBHD規格の開発に向けた意見書を「國際DVDフォーラム」に提出した。07年に認可を受けると、30余りのメーカーや研究機構をメンバーとしたCBHD連盟が同年9月、「TCL」や「新科」を中心として結成された。今年7月には、上海聯合ディスク有限公司でCBHD原盤の最初の生産ラインが操業開始となった。同時に、TCL?新科?清華同方なども、CBHD機の生産に乗り出した。
??清華大學國家ディスクセンターの潘竜法?主任によると、CBHDの中心技術の多くは中國が特許権を持っている。再生機のメーカーが海外に払わなければならなかった特許料もこれで大きく減少することになる。中國がDVDの生産大國であることから、CBHDの開発にあたっては、DVDとの互換性に早くから注意が払われた。既存のDVD生産設備に適切な改造をほどこすことによって、比較的少ないコストでCBHDの生産設備を作ることができるという。
??「人民網日本語版」2008年7月27日
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