11月24日のロシアニュースによると、ロシア天然ガス工業石油會社のアナトリー?チェルネル副社長は、雑誌『シベリア石油』のインタビューに応じ、2009年には中國に120萬トンの石油を輸出すると語った。
チェルネル副社長は、「わが社は中國石油國際事業會社(中國石油天然気集団公司グループ子會社)と、2009年にカザフスタンを通って中國に120萬トンの石油を輸出する協議に調印した。將來にはカザフスタン境內を通り、東シベリア地域から太平洋までの石油パイプを使って中國への石油供給量を増やす。またカザフスタン境內を通り中國に石油を供給することは、ロシアとカザフスタン政府が、エネルギー協力の覚書で規定している」と語った。
ロシアとカザフスタンは去年9月末石油相互運送規定に調印。ロシアはカザフスタン境內のアタスから阿拉山口まで石油パイプを設置し、毎年、中國に500萬トンの石油を輸出する。
イギリスとロシアの合弁會社TNK-BPは今年3月、2008年末までにはアタスから阿拉山口までパイプを通して中國に50萬トンの石油を輸出する許可を、また9月にはロシア天然ガス工業石油會社が、第4四半期に25萬トンの石油を輸出する許可をエネルギー部から得ている。
「チャイナネット」2008年11月25日 |