世界銀行?國際通貨基金(IMF)連合開発委員會が25日に行われ、先進國から発展途上國への議決権移譲を盛り込んだ改革プランが可決された。これにより中國の同銀行における議決権がこれまで2.77%から4.42%に上昇し、米日に次ぐ3位に浮上した。
このたびの改革では、先進國から発展途上國へ3.13ポイントの議決権が移譲され、発展途上國全體の議決権は44.06から47.19%に上昇した。委員會ではこのほか、総額584億ドルの追加融資を行って、発展途上國の貧困撲滅や発展を支援するための世銀の財務面での能力を強化することも可決された。
今回の委員會は、昨年9月に米國?ピッツバーグで行われた主要20カ國?地域(G20)ピッツバーグ?サミットで打ち出された世銀改革の共通認識を?qū)g行に移す上での重要な會議といえる。參加したメンバー國の財務相や主要國際機関?金融機関の代表たちは、世銀の発言権や代表性についての改革、ポスト金融危機時代の戦略方針、財務能力、內(nèi)部改革といった議題について話し合った。中國からは財政部の謝旭人部長と李勇副部長が參加した。
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世界銀行、世界銀行グループ、議決権
世界銀行グループは、國際復興開発銀行(IBRD)、國際開発協(xié)會(IDA)、國際金融公社(IFC)、、多數(shù)國間投資保証機関(MIGA)、國際投資紛爭解決センター(ICSID)の5つの機関で構(gòu)成される。通常はIBRDとIDAとをあわせて「世界銀行」と稱する。また世界銀行の名稱は非公式な場面で世界銀行グループの略稱としても使用される。グループを構(gòu)成する各機関の所有権はメンバー國政府にあり、メンバー國の議決権は出資額の割合によって決まる。議決権は2つの部分からなり、一つはすべてのメンバー國に均等に割り當てられる権利で、もう一つはメンバー國の出資額に応じて割り當てられる権利だ。このため発展途上國は世界銀行のメンバー國の中で多數(shù)を占めながら、主要先進國に頭を押さえつけられるかっこうとなっている。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年4月26日