全長32メートル、重量900トン、河北省ケイ臺市に位置する中國高速鉄道最大の箱げた橋「尹村特大橋」が22日早朝、京広鉄道(北京-広州)を跨いだ?!杆目k四橫」と呼ばれる南北4線、東西4線の骨格のひとつ、京港高速鉄道(北京-香港)はまた技術(shù)的な突破口を開いた。
中國は今過去に前例のない高速鉄道建設(shè)期に突入しつつある。今年初めに全國鉄道工作會議で発表された統(tǒng)計によると、鉄道建設(shè)に6000億元投じられた09年に続き10年も鉄道投資は8235億元に達する見通しだ。なかでも今年の基本建設(shè)投資は16.7%増の7000億元と過去最高。多くの研究報告によると、高速鉄道は建設(shè)期間中に鉄道情報化設(shè)備や知財権をもつ機関車、車両部品、電気制御裝置など20余りの業(yè)界を牽引し、関連企業(yè)にビジネスチャンスをもたらす。完成後には9大地域を結(jié)ぶ、新交通網(wǎng)が不動産や観光業(yè)などの業(yè)界を発展させる。
▽高速鉄道建設(shè)に3兆元の総投資
今年の8235億元投資のほか、昨年は數(shù)多くの高速鉄道事業(yè)が著工した。大まかに計算すると、2010年の高速鉄道建設(shè)事業(yè)の総投資額は3兆元近くになる。
鉄道部の資料によると、鉄道部が昨年承認した高速鉄道事業(yè)は総延長1萬3600キロ、総投資額1兆8000億元。うち時速300-350キロの鉄道が19本新規(guī)著工、総延長は7863キロメートル、投資額は1兆551億元に達する。ほかにも時速200-250キロの鉄道が17本新規(guī)著工し、総延長は5747キロメートル、総投資額7409億元が見込まれる。
金融危機が高速鉄道建設(shè)を加速する一因となっている。中國の経済成長はこれまで「投資、輸出、消費」という3臺の馬車が引っ張ってきたとアナリストは指摘。なかでも投資による牽引、投資の中でも鉄道、道路、空港、ダムなどのインフラ建設(shè)が重要な役割を擔ってきた。高速鉄道、すなわち最高時速が200キロ以上の鉄道が昨年から中國東部や中部、西部の重要経済地域を結(jié)ぶようになり、その範囲は人口50萬人以上を抱える都市の70%、7億人以上に及ぶ。
資料によると、09年の鉄道の基本建設(shè)投資は6000億元と08年の3350億元を79%上回った。昨年新規(guī)著工した高速鉄道事業(yè)のうち、國家計畫「四縦四橫」に組み込まれた旅客専用線が14路線、都市間旅客専用線が16路線、西部開発新線が5路線、あと2路線が西部開発戦略と西部の省の大規(guī)模投資計畫に合わせ2010年に著工する西部開発新線となっている。