iPhone4とiPadで使われるUSIMカード(正式名「聯通WCDMAマイクロUSIMカード」)が1日から一部の中國聯通(チャイナ?ユニコム)窓口で販売開始されるようになった。「広州日報」が伝えた。
iPhone4とiPadの人気により、攜帯電話のSIMカードを改造するカード切斷機が重要産業となってきている。これはアップル社のiPhone4とiPadが通常のSIMカードとサイズが違うマイクロSIMカードを使用しているためだが、聯通の3G攜帯電話のSIMカードがUSIMカードと同じ大きさになれば、iPadでも使えるようになる。
中國聯通の関係者はこれをiPadと同時に発表することはないというが、iPhone4とiPad用USIMカードが將來聯通版iPadで使えるようになれば、「水貨(正規代理店の保証の無い、平行輸入品)」のiPadでも使用が可能となる。実際、正規に販売されているiPad用USIMカードは主に水貨のiPadで使われている。中國聯通にとっては、iPadを誰が売るかではなく、iPadユーザーが聯通の3Gサービスを利用するかが重要なのだ。
「人民網日本語版」2010年9月2日