このほど終了した國慶節(10月1日、建國記念日)の連休期間中には、観光ブームが大いに高まり、観光客數が例年に比べ緩やかに上昇した。消費財市場は販売?購入ともに好調で、小売市場や外食市場、レジャー?娯楽消費は大きな盛り上がりをみせた。「人民日報」海外版が伝えた。
▽交通は旅客輸送が高水位をキープ
空の交通をみると、北京首都國際空港は7日にUターンラッシュのピークを迎え、利用者數はのべ23萬6千人、離著陸數は前年同期比9.49%増加の1480回に達した。ある統計によると、同空港の9月30日から10月6日までの利用者數はのべ154萬2550人、離著陸數は9863回だった。10月1日からの連休期間中の利用者數はのべ174萬9千人で同32.57%増加し、離著陸數は1萬1332回で同11.06%増加した見込みだ。
道路交通は旅客輸送量が記録を更新した。交通運輸部の何建中報道官の説明によると、國慶節連休期間に、全國で運行した大型?中型長距離バスは一日平均91萬臺に上り、一日あたりの本數は247萬本、旅客輸送量はのべ4億7400萬人に達した。都市部の公共交通機関の旅客輸送量はのべ15億3千萬人で、同4.6%増加した。昨年の連休期間に比べて、北京市、上海市、重慶市、広東省、江蘇省、雲南省、山西省、陝西省、新疆ウイグル自治區、西蔵(チベット)自治區などでは道路による旅客輸送の利用者が大幅に増加し、他の地區では利用者が小幅増、あるいは昨年の水準を維持した。