河北省政府はこのほど同省廊坊市三河市で、環首都経済圏の建設を推進加速させることをねらいとする業務會議を開催し、タク州市やライ水県など13県?県級市を環首都経済圏に組み込むことを確定し、その建設を加速させるとともに、審査?許可の権限の一部をこれら13県?県級市に委譲した。これにより北京市、天津市、河北省の一體化プロセスがさらに加速することになった。「河北日報」が伝えた。
同省の環首都経済圏建設の全體的な戦略構想は「13県1圏4區6拠點」だ。13県とは、北京を取り囲むタク州市、ライ水県、タク鹿県、懐來県、赤城県、豊寧県、ラン平県、三河市、大廠県、香河県、広陽區、安次區、固安県を指す。1圏とは、新興産業を中心とした環首都経済圏を指す。総面積は2萬7千平方キロメートル、人口は485萬人だ。4區とは、環首都経済圏に建設されるハイレベル人材創業パーク、科學技術成果インキュベーターパーク、新興産業モデルパーク、現代型物流パークを指す。6拠點とは、環首都経済圏に建設される高齢者の拠點、健康の拠點、レジャーの拠點、観光の拠點、有機野菜の拠點、よりよい生活を目指す拠點、を指す。