実際、昨年11月に広東省珠海市で行われた中國國際航空航天博覧會(珠海航空ショー)では、國産大型機(jī)の受注數(shù)は100機(jī)に達(dá)し、中國國際航空、中國南方航空、中國東方航空、海南航空、國銀金融租賃有限公司や米國のGEコマーシャル?アビエーション?サービス(GECAS)社が第一期ユーザーとなった。受注の中心は國內(nèi)航空會社であり、國産大型機(jī)が海外市場にスムースに進(jìn)出できるかどうかについて、業(yè)界からは懸念の聲も聞こえる。
ある資料によると、米國國內(nèi)の旅客輸送量は世界の旅客輸送量全體の11.3%を占めて世界トップだ。2位は中國國內(nèi)(同8.4%)、3位は歐州各國間(7.2%)、4位は米國-歐州西部間(5.9%)。言い換えれば、中國と歐米とはいずれも世界の大型旅客機(jī)の主要市場であり、航空機(jī)メーカーの主戦場でもあるということだ。
商用飛機(jī)の責(zé)任者は「今後、歐米や中國國內(nèi)などからの注文が、われわれの販売の重點(diǎn)になる」と話す。またある業(yè)界関係者によると、國産大型機(jī)は座席數(shù)150席レベルの輸送用航空機(jī)で、このレベルの型式が世界で最も売れ筋のターボエンジン旅客機(jī)だ。ボーイング社の「B737」シリーズやエアバスの「A320」シリーズといったC919のライバルは、同レベル製品の市場ですでに圧倒的なシェアを占めているという。
中國のC919が市場競爭に真に參入し、世界の民用機(jī)市場の重要な構(gòu)成要素になることは容易ではない。このことを否定してはならない。とはいえ、中國という巨大な市場を後ろ盾として、國産大型機(jī)は競爭相手と市場の爭奪戦を繰り広げることに意欲を示している。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年2月14日