香港中通社13日の記事によると、中國國家海洋局は第一陣の無人島開発リストを公開し、世界の注目を集めている。リストには、遼寧、山東、江蘇、浙江、福建、広東、広西、海南などの8省に散在する176島の無人島が含まれている。関係者によると、中國のその他の數千に及ぶ島に比べ、今回の無人島の開放は試験的な試みであり、沿海の領土を保護する戦略の具體的なステップでもある。
中國が所有する面積500平方メートル以上の島は6961島、それ以下の島は1萬島に及ぶ。國家海洋局ネットサイトによると、「無秩序で亂雑な開放によって、島が消滅してしまうなどの問題が年々深刻になっている。島は驚くような速さで消えている」。
無人島の開発利用を促進するため、中國は2010年3月1日正式に、「海島保護法」を公布した。法律では、無人島の所有権は國家にあることが明確化され、島を保護する政策、周辺海域の生態系の保護制度などが確立された。これにより、島の開発は無法地帯から抜け出し、決まった枠組みが設けられた。