北海道の海鮮丼。 |
中青旅出境旅遊公司の勝褐嚮R?日韓センター総経理は、「日本はこの數年間で観光立國政策を推進しており、観光による経済発展を目指している。中國大陸部という市場は日本の観光業界にとって、毎年ほぼ2倍の速度で成長している。中國は入國人數では1位ではないが(1位は韓國)、日本政府は中國市場の目覚ましい発展をよく理解している。中國人観光客の日本での支出は、韓國人の數倍~10數倍に相當するからだ。これは中國人にとって誇らしいことだ。中國は強くなり続け、経済も発展の最中にある。中國人は自身の実力により、他者に頼られているのだ」と語った。
中國の一般人は、東日本大震災による核汚染をこうむった日本が旅行に適しているかについて、高い関心を寄せている。関旭氏は、「風向き?海流?地形等の面から、北海道?関西?九州は安全と言える。核汚染について、日本メディアも一部を報じているが、十分であるとは言えない。専門的知識がないため、多くの人々は放射能が人體にもたらす影響をよく理解していない。しかし私が目にした北海道?関西?九州等の地區は、安全であると言える」と慎重な発言をした。
北海道は日本の北部に位置し、面積が日本全體の5分の1に達する、2番目に大きな島だ。人口は東京の半數のみで、人口密度が低い。勝褐嚮R氏は5月18日、日本視察団と共に北海道を訪れた。同氏は、「中國の一般人は日本に対する理解が淺い。島國日本の中心に位置する東京の付近で地震が起きた、放射能漏れが発生したというニュースを聞き、1945年に原爆を落とされた広島の光景を思い浮かべている。百聞は一見にしかずで、5月18日に実際に北海道を訪れてみると、地震があったことを忘れてしまったほどだ。本當に日本のことを理解しており、日本が好きで、旅行に行きたいと思っているならば、勇気を出すべきだ。今ならば観光客が少なく、値段も安く、絶好のチャンスだ。夏休み観光シーズンを迎え、北海道旅行の値段は上がっているが、昨年同期比で10~15%安い計算だ」と述べた。
「人民網日本語版」2011年7月8日