日本政府は7月1日から、沖縄を訪れる中國人観光客に対してマルチビザを発給することになった。また、北京沖縄直行便は7月28日から運航を始める予定。このことをもっと多くの中國人に知ってもらうため、在中國日本大使館は日本大使館広報文化センターで記者會見を行い、具體的な狀況を紹介した。
沖縄県の仲井眞弘多知事、日本大使館の中原邦之領事部長、日本政府観光局(JNTO)北京事務所の飯嶋康弘所長らが記者會見で、それぞれ発言した。仲井眞知事は沖縄の様子を紹介した。沖縄の観光業を振興させるために、日本政府は中國人富裕層の観光客に対してマルチビザを発給することを決めた。ビザの有効期限は3年間で、この間何度でも日本を行き來することができるが、初回は、必ず沖縄で1泊以上滯在することが必要となっている。
沖縄を紹介している仲井眞知事
7月1日から13日まで、マルチビザを申請する人はすでに186人となっている。このマルチビザの発給基準が厳しく、年収25萬人民元が要求される。日本政府観光局(JNTO)北京事務所の飯嶋康弘所長は、年収が唯一の判斷基準ではなく、車、不動産を持っているかどうかなども、判斷基準となっていると付け加えた。
「中國國際放送局 日本語部」 2011年7月16日