國営イラン通信16日の報道によれば、中國とイランは40億米ドル相當の契約を締結し、両國のインフラ設備、鉱山資源開発、クリーンエネルギーなどの各分野で協力関係を強化するという。この契約は中國とイラン二國間の経済貿易共同體構想の一部をさらに進めるものであり、主にインフラ建設、都市汚水処理システム、リサイクルなどの分野に関わる內容となっている。
中國はイランにおける1億米ドル相當の60ヶ所の廃棄物焼卻場の建設にも対応する。この廃棄物焼卻爐はイラン北部の主要都市に配備される予定。イラン副大統領のフォルーザンデ氏 (Mohammad Javad Mohammadi-Zadeh)の談話を引用し、中國はすでにイランにとって最大の貿易パートナーであり、昨年両國の貿易額は300億米ドル(21億ユーロ相當)を超過しているという。
これらの契約は、中共中央政治局常務委員、中共中央紀律検査委員會書記賀國強がイランを訪問中、締結した。フォルーザンデ副大統領は16日の記者會見で、目標は二國間貿易の1000億米ドル突破と表明し、「中國はイランの最重要の戦略的パートナーである」と語った。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年7月18日