日本の観光産業(yè)がゆっくりと東日本大震災(zāi)の影響から脫し始めている。景勝地である新潟県などは外國人観光客の數(shù)が徐々に地震前の水準(zhǔn)に戻っている。観光客の中で伸びが最も大きいのは中國人観光客で、観光客全體の約40％を占めるという。「日本新華僑報(bào)」のサイトが伝えた。

現(xiàn)地メディアが伝えたところによると、新潟県が2010年に受け入れた外國人観光客は前年比11％増加の7萬7260人で、2年ぶりの増加だった。世界経済の低迷や新型インフルエンザの蔓延に伴い、09年は外國人観光客が大幅に減少したが、10年は大幅増加に転じた

新潟県がまとめた統(tǒng)計(jì)によると、10年は中國や韓國などのアジア諸國からの観光客が前年比17.3％増加して、5萬1215人に達(dá)した、うち中國人観光客は同38％の増加だった。経済が急速に発展するのに伴い、ツアーを組んで新潟を訪れる中國人観光客がますます増えているという。日本政府がこのほど中國人観光客を?qū)澫螭趣筏慷唐跍跀?shù)次査証（マルチビザ）の発行をスタートしたことも大きな作用を及ぼした。

一方、歐州からの観光客が同12.4％減少して1萬1844人になった。アメリカ大陸からの観光客は6645人で同50％減少した。

地域別にみると、下越地區(qū)はアジア人観光客の伸びが最も急速で増加率は12.4％に達(dá)し、人數(shù)は3萬2872人に上り観光客全體の42.5％を占めた。以下、魚沼地區(qū)、上越地區(qū)が続く。

新潟県観光局観光振興課の説明によると、地震の影響により、3月の観光客數(shù)は前年同期比53.2％減少したが、現(xiàn)在は徐々に回復(fù)している。秋には外國人観光客を呼び込むための様々な措置を打ち出す予定という。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年9月7日