2011北京國際都市軌道交通建設運営?設備展覧會が11月1日、北京で開かれた。中國交通運輸協會都市軌道交通専門委員會の高毓才主任は開幕式で、2010年末時點で、中國の36都市が國家主管部門に都市軌道交通の建設計畫を提出し、うち28都市の計畫が近く承認されることを明らかにした。計畫中の鉄道の本數は90本、総距離は約2700キロ、投資額は1兆720億元に上るという。
中國都市軌道交通協會の包敘定會長は以前、「十二?五(第12次5カ年計畫)」期に約2500キロ、年間平均500キロを完成させ、2020年末までに営業距離を7000キロにする方針を表明している。
しかし、計畫を実施する都市の多くは軌道交通を建設する條件を備えていない。國務院弁公室が2003年に打ち出した地下鉄建設を申請できる條件は、地方財政の一般予算収入が100億元以上であること、國內総生産(GDP)が1000億元以上であること、人口が300萬人以上であること、建設計畫の線路の乗客流動がラッシュ時で片道1時間あたり3萬人以上であることだ。包頭、株洲、済南、柳州の人口は300萬人に満たない。