中國交通部によると、中日韓にロシアを加えた4カ國が陸海連合輸送提攜を全面的に実施し、競爭力のある北東アジア地區総合運輸?物流ネットを形成する。中國東北地區の物流コストが全體的に低下する見通しだ。中國広播網が報じた。
4カ國による北東アジア地區陸海連合輸送とは、ロシア極東と中國東北地方の港を港灣拠點とし、鉄道、道路、各種連合輸送を主な內陸輸送方式とし、4カ國の北東アジア地區の陸海連合輸送ネットをカバーすることを指す。中國交通部國際提攜司の局成志司長は、「陸海連合輸送の提攜により、東北內陸部の國內交通網末端の劣勢を覆すことができる」と指摘、「中國とロシアは2カ國間の提攜を強化すると同時に、日本海に隣接する地理的優勢を活かす。これにより黒龍江省吉林市は、ロシアの港灣、日本の西部、韓國の東部を利用し、輸送網を形成することができる。特に陸海連合輸送による連続輸送により、吉林市の経済発展に良い影響をもたらす」と語った。
通常の輸送ルートは、例えば新潟県→大連港→ハルビンの海路と陸路を合わせたルートを使うと、ハルビンまでは約2000キロある。もし海路と陸路を組み合わせロシアの港まで行くならば約600キロで、さらに3、4キロの陸路を組み合わせるならば、全體的に1000キロ以上短縮され、距離的な優勢が明らかだ。
「人民網日本語版」2011年12月22日