3証券取引所は長期的に幅広く提攜を推進している。新合弁會社は、3証券取引所の提攜に新たなプラットフォームを提供し、內陸部と香港の資本市場の発展を促す。
上海証券取引所の張育軍総経理は、「中國の対外開放の拡大と人民元國際化に伴い、世界資本市場との競合は、中國にとって不可避なことだ。香港証券取引所との提攜を強化し、海外市場向けの関連商品を開発することは、內陸部と香港に利益をもたらす」と指摘した。
深セン証券取引所の宋麗萍総経理は、「合弁會社の設立により、海外の投資家は香港を通じ內陸部市場への投資が可能となる。また大陸部資本市場のオフショア商品市場への影響力を高めることができ、対外開放における有益な試みとなる」と述べた。
「中國証券報」より 2012年6月29日