多國籍企業が中國中西部に次々と進出している。今年に入って、多くの多國籍企業は「西部大開発」と「新興産業」に目を向け、中國中西部の戦略的新興産業の発展に參畫しようとしている。
中國の関係部門?委員會によると、シーメンス、富士フイルム、トヨタ自動車、モトローラ、フォード、日立、ソニー、キャノン、三菱商事、エプソン、日本エマソンなど100社あまりの多國籍企業の責任者はここ3カ月で重慶市、四川省、雲南省、陝西省、新疆ウイグル自治區、海南省などの西部地域を10回近く訪れ、新興産業の投資狀況を調査したことがわかった。
また権威筋によると、國家発展改革委員會など多くの部?委員會は、中國の戦略的新興産業の発展に寄與する多國籍企業に完備された制度的枠組みを提供するため、産業指針、技術と知的財産権の協力などに関する規則を制定している。
中國科學技術部の萬鋼部長は取材に対し、「科學技術部は多國籍企業の中國での開発センター設立を引き続き奨勵し、多國籍企業が研究?開発のプラットフォームを利用して戦略的新興産業で中國企業とともに技術の難関突破に取り組めるよう支援していく」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年8月15日