第12期全國人民代表大會第1回會議は3月13日の午後、メディアセンターの多機能ホールで記者會見を開催した。中國人民銀行(中央銀行)総裁の周小川氏、副総裁の劉士余氏、副総裁兼國家外貨管理局局長の易鋼氏、副総裁の潘功勝氏が出席し、「通貨政策と金融改革」について説明し、國內外記者の質問に答えた。
中國人民銀行の潘功勝副総裁は、中國銀行業の成長に関する質問に答えた際、次のように述べた。
ここ數年の中國銀行業の利益の伸びが望ましいものだった。これは、複數の要因の影響よるもので、マクロ経済の安定な発展による効果があれば、銀行の資産と貸付規模が比較的速い伸びを示している結果でもあり、銀行自身の改革深化?管理強化?技術進歩による部分もある。
2012年以降、銀行の利益成長率にいくらかのペースダウンが見られているが、これは銀行の利益の伸びが正常な水準に戻っていることの現われである。銀行の主要経営指標、例えばROA、ROE、自己資本比率、核心自己資本比率、不良債権比率などは、依然良い水準に維持されており、中國の銀行の體質が健全なものである。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月13日