しかしながら、日本の一部の政治家はこの點を改善しようとせず、これを隠すことに躍起になっている。彼らは少子高齢化が日本経済の足を引っ張っていると強調し、景気低迷と製品の競爭力低下の原因を為替レートのせいにしたがる。
円高は日本製品の価格に影響するが、1980?90年代に世界を席巻した日本電子製品は、高価格により消費者への魅力を失ったことはなかった。模倣型の科學技術発展の潛在力が盡きた時、イノベーション面で大きく遅れを取った日本製品は、円安により価格が下がったとしても當時の勢いを取り戻すことは困難だ。(筆者:中國科學技術協會発展研究センター副研究員)
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月3日