7月12日に廈門（アモイ）の港に戻った「向陽紅09號」はこれまでに、燃料と水の補(bǔ)給、機(jī)器の調(diào)整などの準(zhǔn)備作業(yè)を終え、7月19日に再び出航し、第2?3段階の科學(xué)調(diào)査を開始する。科技日報(bào)が伝えた。

　中國國家海洋局第二海洋研究所の王春生研究員によると、有人潛水艇「蛟竜號」は第2?3段階において、太平洋北東部の多金屬団塊資源契約區(qū)、太平洋北西部のコバルトリッチクラスト調(diào)査區(qū)予定海域で、近海底生物調(diào)査?地質(zhì)サンプル?yún)Ъ?海底撮影?関連海底試験などの作業(yè)を?qū)g施する。

　現(xiàn)場総指揮の劉峰氏は、「今回の最大の特徴は、海洋環(huán)境および生物多様性に対する調(diào)査の重視だ。我々は公海における科學(xué)調(diào)査と資源開発で、環(huán)境への影響を最低限に抑えるため努力する」と語った。

　蛟竜號は出発から18日後に、太平洋北東部の多金屬団塊資源契約區(qū)に到著し、第2段階の作業(yè)任務(wù)を開始する予定だ。劉氏は、「第2段階では、約2週間にわたり作業(yè)を行い、5回の固定潛水と2回の機(jī)動(dòng)潛水を?qū)g施し、水深5000メートル以上に達(dá)する」と表明した。

　蛟竜號は第3段階で、西太平洋の海山區(qū)に向かい、巨大底生生物の多様性と分布に関する調(diào)査を?qū)g施する。

　劉氏は、「作業(yè)の中で海底生物を引越しさせ、數(shù)種類の海底平原の生物を海山に移すなど、深海環(huán)境の修復(fù)実験を行う。これらの生物が新たな家で快適に生活を送れるならば、海底平原地區(qū)の開発が生物の多様性に深刻な影響をもたらさないことになる」と説明した。

　すべての任務(wù)の完了後、蛟竜號と向陽紅09號は9月20日に江蘇省江陰市に帰還する予定だ。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年7月20日