中國國務院は先般、『深刻な生産能力過剰問題の解消に関する指導意見』を発表し、鉄鋼?セメント?電解アルミニウム?板ガラス?造船などの分野で深刻化する生産能力過剰問題の確実な解決に力を入れる方針を示した。16日付中國証券報が伝えた。
発展プロセスや発展理念、體制やメカニズムなどの多岐にわたる要素の影響を受け、中國の一部業種では深刻な生産能力過剰の問題が発生している。
『指導意見』では、「全面的かつ長期的視點に立ち、問題の更なる深刻化を抑制し、的確な投資を導くことは、産業構造の調整のペースアップ、産業のモデルチェンジ?グレードアップの促進、金融分野のシステマティックリスクの防止、経済の持続的かつ健全な発展の維持に重要な意義を持つ」と強調された。また、「今後新規貸付の規制、既存貸付の調整と合理化を堅持する必要があり、體制改革とメカニズムの革新を深化し、過剰な生産能力の解消に向けた市場主導型の長期的メカニズムの形成と整備を急ぐ必要がある」と指摘された。
「中國証券報」より 2013年10月16日