一帯一路で貿易の新天地を切り拓く
ハイアール海外電器産業有限公司の張慶福副総裁は記者に対して「ハイアールが建設した8つの海外工業団地のうち6つが一帯一路沿線國?地域にある。ロシアの工業団地の1期?125萬臺冷蔵庫生産ラインが稼働開始しており、2期?50萬臺生産ラインを増設する予定だ。製品は主にロシアと中央アジア向けに販売される」と述べた。
商務部のデータによると、中國企業の今年第1四半期の一帯一路沿線43カ國?地域への非金融類直接投資は、前年同期比5.4%増の計29億5000萬ドルに達した。
中國と一帯一路沿線國?地域の貿易成長の流れは、広交會のデータによって反映されている。一帯一路沿線國?地域の仕入れ業者が、近年大幅に増加している。第120回広交會では全體の44%に達し、今年は約半數を占めるものと見られる。
関係者によると、一帯一路沿線國?地域の今年の広交會出展企業は全體の約58.7%を占める364社、展示ブースは61.72%の616カ所に達し、いずれも増加した。
中國國際経済交流センターの張燕生首席研究員は「貿易情勢の好転は主に、中國による供給側構造改革など一連の改革、及び一帯一路など重大措置の実行によるものだ」と分析した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月20日