ロイターの記事によると、中?長期的にみて、中國経済成長を決めるカギは供給側改革だ。香港の『大公報』も、需要側の投資 、消費、輸出という「三頭立て馬車」に対し、供給側には労働力、土地、資本、イノベーションの四大要素が含まれると指摘。供給側構造改革が経済構造の調整によって、要素配置を最適化し、経済成長の質向上を目指していると分析。これが中國経済の改革に大きな影響を及ぼすとみている。
世界は中國の進歩をみてとった。世界知的所有権機関(WIPO)が先ごろ発表した『2017グローバルイノベーション指數』レポートによると、中國のイノベーションの世界ランキングは昨年の第25位から第22位へ引き続き急上昇した。中國は、世界イノベーションリーダーの列に身を置くこととなった。米國の雑誌『フォーリン?ポリシー』はウェブサイトに掲載した記事で、中國が新たなイノベーション大國になったと紹介している。
実際に2016年は、中國の技術イノベーションの蓄積したストックが「質の飛躍」を実現し、國內の有効発明特許件數が100萬件を突破。米國と日本に次ぎ、世界で3番目に國內発明特許件數が100萬件を超えた國となった。米『NBC』の財政?経済番組はこのデータを引用して、中國が「第13次5カ年計畫(十三五)」期間に技術イノベーションの黃金期に入るとの見解を示した。