西部地域の経済発展に伴い、中國(guó)の西部大開発戦略が実施掘り下げの段階に入った。

　新華社系の経済紙『経済參考報(bào)』は、中國(guó)は今年も西部の市場(chǎng)開放拡大を推進(jìn)すると報(bào)じた。西部大開発に関する新たなガイドラインを策定し、沿辺（國(guó)境沿い）の重點(diǎn)開発開放試験區(qū)と貴州省、寧夏回族自治區(qū)の內(nèi)陸開放型経済試験區(qū)の設(shè)立を推進(jìn)するという。

　専門家は、西部地域の経済は足元で力強(qiáng)い成長(zhǎng)基調(diào)を維持しており、新舊原動(dòng)力の転換加速に注目が集まっていると指摘。今後重要となるのは、巨大経済圏構(gòu)想「一帯一路」の機(jī)會(huì)を捉え、インフラ整備の推進(jìn)と管理レベルの強(qiáng)化などの施策によって開放規(guī)模を拡大することだと述べた。

　2017年の経済統(tǒng)計(jì)によると、雲(yún)南省、貴州省、四川省など西部地域の経済はいずれも高度成長(zhǎng)を遂げ、全國(guó)ランキングで上位に食い込むほどだ。