今年の春節(jié)(舊正月)連休中、北京市朝陽區(qū)で暮らす王さんはスーパーで、魚?肉?野菜などの年越し用品を購入した。ケツギョの尻尾にトレーサビリティのQRコードがついているのを見ると、彼は攜帯電話を取り出してスキャンした。畫面にはすぐにケツギョの生産地、漁獲日、取次店などの情報が表示された。「現(xiàn)代情報技術(shù)によりこれらの農(nóng)産物の昔と今を知ることができる。情報を理解してから食べ、安心して購入できる」
安心して食べるためには、まず食品がどのようにして畑から食卓に屆けられたかを知ろうと思うだろう。
3年間の建設(shè)を経て、湖北省武漢市農(nóng)産物品質(zhì)安全トレーサビリティシステムが、2018年にリリースされた。肉類、水産物、野菜などの関連農(nóng)業(yè)企業(yè)300社以上と監(jiān)督管理ステーションがシステム內(nèi)に導(dǎo)入された??茖W(xué)技術(shù)がこの過程において、重要な力を発揮していることに要注目だ。
情報によると、政府は農(nóng)産物の畑における管理の段階で、遠隔操作によって介入している。例えば野菜専業(yè)合作社検測室の職員がサイシン、キュウリ、ブロッコリーなどの野菜の殘留農(nóng)薬検査をする際に、その様子がリアルタイムで武漢市システム指揮センターに送られる。マニュアルに合致しない操作、正確でないフローといった問題が生じれば、指揮センターは直ちに判斷を下し、改善を指導(dǎo)する。
武漢市農(nóng)業(yè)委員會の関係者によると、このトレーサビリティ管理プラットフォームによって、検査に合格した農(nóng)産物には「武漢市農(nóng)産物品質(zhì)安全トレーサビリティコード」が付與される。このコードは1ロットに1度しか付與されず、唯一のものとなる。消費者が攜帯電話でQRコードをスキャンすれば、この製品の生産者、収穫時期、検査擔(dān)當(dāng)者などの情報が一目瞭然になる。武漢市は今後、牛乳、卵製品、経営サイクルの農(nóng)業(yè)投入品などをトレーサビリティの範(fàn)囲內(nèi)に収め、全市の生の農(nóng)産物のフルカバーを目指す。
北京の市民も各種ツール(微信公式アカウント、トレーサビリティ裝置、都市トレーサビリティプラットフォームサイトなど)を使い、肉や野菜の情報を見ることができる。北京市の豚肉トレーサビリティ流通ノードは1900、野菜は2600に達している。
広東省広州市の多くの農(nóng)貿(mào)市場では、トレーサビリティ電子はかりが使用されている。商品をのせると、重さや価格が表示され、さらにQRコードのついた紙が印刷される。消費者はこのコードをスキャンすることで、製品の産地、出処、生産日を知ることができる。
中國商務(wù)部報道官は「肉?野菜流通トレーサビリティシステムの建設(shè)により、肉?野菜が生産者の手元から食卓にのぼるまでのトレーサビリティチェーンを構(gòu)築した。これは肉?野菜流通の供給安全保障を促し、一般人もより安心して消費できる。中國の大中58都市ですでに肉?野菜流通トレーサビリティシステムが構(gòu)築されており、8萬6000社、52萬4000業(yè)者を?qū)毪筏皮い搿k嗳?、牛肉、羊肉、鶏肉?00種以上の野菜と一部の果物及び水産物を網(wǎng)羅している」と述べた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2019年2月13日