第13期全人代第2回會議プレスセンターは10日午前、梅地亜中心(メディアセンター)報道発表ホールにて記者會見を開いた。中國人民銀行の易綱総裁、陳雨露副総裁、潘功勝副総裁(國家外貨管理局長)、范一飛副総裁が、金融改革及び発展の問題について國內(nèi)外の記者からの質(zhì)問に回答した。
易綱総裁によると、人民銀行は昨年、內(nèi)外のバランスに配慮した。人民元レートを合理的かつバランスの取れた水準(zhǔn)でほぼ安定させ、國際収支のバランスを整えた。外貨準(zhǔn)備高は3兆ドル以上を維持した。
易綱総裁は「為替レートは柔軟性が必要だ。我々は市場供給を基礎(chǔ)とする為替レート形成メカニズムを堅持する。人民銀行は為替レート市場への日常的な干渉をほぼ終了している。柔軟な為替レートは、マクロ経済と國際収支の調(diào)節(jié)に対して、自動安定裝置の効果を発揮する」と述べ、次のように続けた。
為替レート形成メカニズムの改善を通じ、中國企業(yè)と一般人は人民元レートの柔軟性に適応し、市場のリスクヘッジツールが豊富化する。中國の株式市場と債券市場はさらに開放される。外國人投資家は投資のため中國を訪れれば、便利な市場ツールによりポジションのヘッジ取引が可能だ。開放的な中國により、人民元レートは市場決定の改革に向かい邁進(jìn)し続ける。
市場が為替レートを決定するメカニズムの下、人民元は非常に魅力的で自由に使用できる通貨になる。中國の一般人、企業(yè)、全世界の投資家は人民元に対する自信を深める。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2019年3月11日