中國鉄路総公司が発表した情報によると、全國鉄道は4月10日0時より新ダイヤでの運行を開始し、高速鉄道列車の運行を改善する。北京?青島、北京?蘭州、蘭州?成都などの動車組(高速列車)の運行時間をさらに短縮し、普通列車の運行規(guī)模を維持し、貨物輸送能力をさらに拡大する。
中國鉄路総公司の関連部門の責(zé)任者によると、今回のダイヤ改正は中央政府による供給側(cè)構(gòu)造改革及び「運輸構(gòu)造を調(diào)整し、鉄道貨物輸送量を拡大する」という要求を貫徹するための同社の具體的な行動だ。ダイヤ改正により輸送構(gòu)造をさらに改善し、輸送力資源を合理的に配置し輸送の質(zhì)を高める條件を整えた。
(一)青島が北京3時間交通圏內(nèi)に入る。北京南?青島北駅間を走る「復(fù)興號」は往復(fù)1本ずつ。北京南?青島北の移動時間は3時間內(nèi)になり、ダイヤ改正前より49分短縮される。旅客は北京と青島をより便利かつスムーズに往復(fù)できる。
(二)北京?蘭州間の高速鉄道運行時間を短縮。ダイヤ改正後、北京西?蘭州西間のG427/8號は、西安北、鄭州東、石家荘などの省都の駅でのみ客運業(yè)務(wù)を行う。北京西発蘭州西行きの運行時間は8時間4分から7時間23分に短縮され、蘭州西初北京西行きは8時間32分から7時間22分に短縮される。
(三)蘭州?成都に動車組を投入。蘭州?成都を走るD762/3號及びD764/1號(復(fù)興號)により、蘭州?成都間の移動時間が6時間50分及び6時間52分に短縮され、これまでの有線列車から約5時間短縮される計算だ。
(四)一部の旅客列車の運行プランをさらに改善。瀋陽?チャムス、大連?チチハルを走る動車組を各1往復(fù)追加。雄安新區(qū)の建設(shè)を支えるため、白洋淀駅に停車する列車を39本から10本追加する。
(五)大口貨物の輸送能力を拡大。鉄路局集団公司を跨ぐ大口貨物直通列車運行線を37本追加し284本にする。フフホト?唐山鉄道の1萬トン級列車の運行を28往復(fù)から39往復(fù)に増やし、貨物輸送能力の拡大に輸送力の支援を提供する。
上述した責(zé)任者によると、鉄道部門は今回のダイヤ改正において、市場の需要を中心とし高速鉄道客運商品を改善し、多くの旅客の移動體験をさらに改善したと述べた。全國鉄道は普通列車の運行規(guī)模を維持し、サービスの質(zhì)を高める。普通列車の運行をダイヤ改正前より29.5往復(fù)多い1203往復(fù)とし、81往復(fù)の公益性鈍行列車を引き続き運行し、旅客の多様な需要を満たす。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2019年4月10日