第2回「一帯一路」國際協(xié)力サミットフォーラムの開幕式が26日に北京で行われ、中國の習(xí)近平國家主席が基調(diào)演説を行った。
開幕式の演説では、「もし河川の流入を人為的に遮斷したとしたら、どんなに大きな海でもいつかは干上がってしまう」や「中國人はその昔から『一諾千金』を重んじている」といった習(xí)主席の力強い名言の數(shù)々に拍手が沸き起こった。
(1)「河海は細流を択ばず、故に能くその深をなす」。もし河川の流入を人為的に遮斷したとしたら、どんなに大きな海でもいつかは干上がってしまう。
(2)「萬物は其の本を得ることで生じ、百事はその道を得ることで成す」。「一帯一路」共同建設(shè)は経済のグローバル化という歴史の潮流に順応し、グローバル?ガバナンス體制の変革という時代の要求に順応し、より良い暮しを求める各國の人々の強い願いに順応している。
(3)皆が心を一つにして協(xié)力し、互いに見守り助け合いさえすれば、たとえ千山萬水を相隔てていても、必ず互恵?ウィンウィンの光明に満ちた道へと歩みだすことができると私は信じている。
(4)未來に向かって、われわれは重點に焦點を合わせ、深く耕し、丹精して作り、精確で細やかな「細密畫」を共同で描き、「一帯一路」共同建設(shè)が質(zhì)の高い発展の方向に向かって前進し続ける後押しをする必要がある。
(5)われわれは開放、エコ、クリーンの理念を堅持し、閉鎖的?排他的な小グループは作らず、グリーンをベースにしたグリーンインフラ建設(shè)、グリーン投資、グリーン金融を推進し、われわれの生存に関わる共通の郷里をしっかりと保護し、全ての協(xié)力についてオープンで透明度の高い運営を堅持し、共にゼロ容認の姿勢で腐敗を取り締る必要がある。
(6)今日の中國は、すでに新たな歴史的出発點に立っている。成果は輝かしくとも、眼前にはまだ越えなければならない山々がいくつもあり、踏み越えなければならない危険な早瀬の數(shù)々があることを、われわれは良く知っている。
(7)中國人はかねてから「一諾千金」を重んじている。
(8)われわれは「共に話し合い、共に建設(shè)し、共に分かち合う」原則を堅持し、多國間主義を提唱し、皆のことは皆で相談して行い、各々が長所を発揮し、可能な限り力を盡くし、二者間協(xié)力や三者間協(xié)力、多者間協(xié)力など各種形式を通じて、皆の強みと潛在能力を存分に発揮させ、「砂を集めて塔と成し、積水淵を成す」を?qū)g現(xiàn)する必要がある。
(9)「一帯一路」共同建設(shè)は世界各國の発展に新たなチャンスをもたらしただけでなく、中國の開放発展にも新天地を切り拓いた。
(10)さらに開かれた中國は、世界とさらに優(yōu)れた連動を形成し、さらに進歩的で繁栄する中國と世界をもたらすと、われわれは確信している。
習(xí)主席はまた「今日の中國は、すでに新たな歴史的出発點に立っている」と表明し、今後中國の進める改革開放の重大な措置として以下を挙げた。
一、さらに広い分野で外資の市場參入許可を拡大させる。今後も引き続きネガティブリストを大幅に削減する。
二、知的財産権保護の國際協(xié)力の取り組みをさらに強化する。イノベーションなしに進歩はない。
三、製品及びサービスの輸入の規(guī)模をさらに拡大させる。中國は「世界の工場」でもあり、「世界の市場」でもある。われわれは故意に貿(mào)易黒字を追い求めてはおらず、外國の競爭力ある質(zhì)の良い農(nóng)産物、完成品、サービスの輸入を増やしたいと考えている。
四、マクロ経済政策の國際調(diào)整をより効果的に実施する。グローバル化した経済にはグローバル化したガバナンスが必要だ。中國は他國に災(zāi)いを押しつける通貨切り下げはせず、人民元為替レートの合理的で均衡ある水準(zhǔn)での基本的安定を保つ。
五、対外開放政策の貫徹実行をさらに重視する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月26日