資料寫真
中國商務部総合司の宋立洪巡視員は22日、今後より多くの意向を持つ國が自由貿易區を設立し、「一帯一路」大市場の形成を促すと述べた。
宋氏は同日開かれた記者會見で、上述した情報を発表した。中國はすでにASEAN、シンガポール、パキスタンなどの10以上の一帯一路沿線経済體と自由貿易協定(FTA)を締結しており、東アジア地域包括的経済連攜(RCEP)の交渉、及びイスラエルやスリランカなどとのFTA交渉を積極的に推進している。
宋氏は、自由貿易區の建設を推進するほか、中國は一帯一路沿線國との経済貿易協力を掘り下げる各種措置を講じると述べた。
高水準の協力を展開する場の構築について、中國は第1回輸入博覧會の成果を固め、プロジェクトの契約と実施を推進すると同時に、第2回輸入博覧會の開催準備に力を入れる。
重大経済貿易協力プロジェクトについて、中國は産業投資とインフラ相互接続に焦點を絞り、総合的な効果が高く、影響力の大きい重大プロジェクトの建設を推進する。発展途上國が経済発展の基盤を固め、世界の分業により良く參與し、世界のバリューチェーンから利益を得られるよう協力する。
宋氏は貿易?投資促進活動の展開について、今後は一帯一路関連諸國を見據え誘致を拡大し、各地がテーマが明らかで特色ある貿易?投資促進プラットフォームを建設することを支持すると表明した。
中國はさらに「シルクロードEC」の発展を加速し、沿線諸國とEC協力を強化する。公式データによると、中國と二國間EC協力メカニズムを構築している國は17カ國にのぼる。中國稅関越境EC管理プラットフォームを利用した輸出入商品の総額は昨年、前年比50%増の203億ドルにのぼった。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2019年4月27日