新中國成立70周年記念活動プレスセンターは24日午前、北京梅地亜中心（メディアセンター）記者會見ホールにて、第1回記者會見を開いた。國家発展改革委員會副主任、國家統計局局長の寧吉喆氏、財政部部長の劉昆氏、中國人民銀行総裁の易綱氏が出席した。新たな発展理念を掲げ、中國経済の安定的かつ健全で持続可能な発展を推進する関連狀況を紹介した。

　寧氏は次のように述べた。

　中國の特色ある社會主義は現在、新時代に入っているが、これは主に5つの面で示されている。まず、中華人民族は立ち上がり、豊かになり、さらに強くなるという飛躍を実現した。次に、中國の総合的な國力、社會の生産力、國民生活の水準が大幅に向上した。

　中國のGDPは1952-2018年の間に679億1000萬元から90兆300億元に飛躍し、実質で174倍増となった。1人あたりGDPは119元から6萬4600元に拡大し、実質で70倍増となった。2018年の1人平均可処分所得は1949年より実質で59.2倍増加し、1人あたり消費支出は1956年より実質で28.5倍増加した。

　それから、中國の経済建設、社會建設、生態文明建設が調和的に推進された。また、中國の工業化、情報化、都市化、農業現代化が同時に発展した。最後に、中國は世界平和の建設者、世界発展の貢獻者、國際秩序の維持者としての力を示した。

　劉氏は次のように述べた。

　新中國成立からの70年は、財政に深い変化が生じた70年でもある。全國財政収入は1950年の62億元から2018年の18兆3352億元に増加した。年平均成長率は12.5％で、3000倍弱増加した。

　つまり現在の1日の財政収入は、新中國成立當初の8年分の規模に相當する。財政の「パイ」の拡大が続き、各時期の経済?社會発展に確かな財力保障を提供した。

　70年に渡り、中國の公共財政體制が徐々に改善された。財政政策の職能が持続的に強化され、財稅體制の改革が絶えず掘り下げられている。

　易氏は次のように述べた。

　中國は70年に渡り、中國の特色ある社會主義にふさわしい現代金融市場體制をほぼ構築した。改革開放から40年に渡り、金融業は大発展?大繁栄の時期を迎えた。銀行、証券、保険、基金、先物などの分野を含む、種類の揃った競爭が十分な金融市場體制を徐々に形成した。

　中國の銀行業金融機関は現在4500社余、証券會社は130社余、保険會社は230社。金融業総資産は300兆元で、うち銀行業が268兆元で世界一。また債券、株式、保険市場も世界2位の市場になっている。外貨準備高は3兆1000億ドルで、長年に渡り世界一をキープしている。

　「中國網日本語版（チャイナネット）」2019年9月26日