浙江省の義烏市市場監管局を取材した記者によると、4月26日時點で、義烏の市場主體登記件數は前年同期比21.62%増の60萬件超に上り、全國県級市のうちトップとなった。今年4月以降では、1日當たり新設件數が前年同期比26.4%増の約850件あまりに上っている。
感染癥の流行後、義烏市は企業の営業と生産の再開を全力で支え、企業登記の「オンライン手続き」「モバイル手続き」を導入したほか、オフライン窓口の「予約手続き」を全面的に実行。浙江省政府の釘釘(Ding Talk)アプリ「浙政釘」はこの特別な狀況下で「モバイル審査」や「モバイル確認」を即座に開始した。
注目點は、2020年の義烏の新設市場主體件數が4萬2800件に上るなか、1月と2月は前年同期を下回ったが、3月は前年同期と同水準の1萬6800件となった上、4月は1萬5000件に前年同期比で20%以上増加し、回復傾向が明確になった點だ。
商業登記制度の改革実施後、義烏の市場主體は量的にも質的にも急速に成長している。2013年から現在までに市場主體件數は17萬件から60萬件へ増え、年平均の増加率は20%超に達した。2018年と2019年の新設市場主體件數は2年連続で10萬件を超えた。
企業數の大幅増と同時に、企業の発展構造も改善が続いている。2020年の新設公司制企業數は1萬5270社で、全企業に占める割合が99.3%以上に達した。新たに増えた「法人化企業」は545社に上り、全省トップとなった。産業構造の調整も著実に進み、既存主體が第一次産業に占める割合は0.28%、第二次産業は14.69%、第三次産業は85.01%に達すしている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2020年4月28日