今年上半期に上海市や吉林省などが感染拡大による「産業(yè)チェーン供給斷裂」の圧力に見(jiàn)舞われたが、中國(guó)の自動(dòng)車産業(yè)は全力で回復(fù)に取り組んでいる。
中國(guó)汽車工業(yè)協(xié)會(huì)(以下「同協(xié)會(huì)」)が11日に発表したデータによると、上半期の自動(dòng)車生産臺(tái)數(shù)は1211萬(wàn)7000臺(tái)、販売臺(tái)數(shù)は1205萬(wàn)7000臺(tái)だった。中國(guó)の自動(dòng)車産業(yè)チェーンが低迷期を終え、自動(dòng)車輸出が注目の新たな成長(zhǎng)點(diǎn)になっている。統(tǒng)計(jì)データによると、自動(dòng)車企業(yè)の今年6月の輸出臺(tái)數(shù)は前年同月比57.4%増の24萬(wàn)9000臺(tái)で、過(guò)去最大となった。
同協(xié)會(huì)の陳士華副秘書(shū)長(zhǎng)は、「中國(guó)の自動(dòng)車製品の総合的な競(jìng)爭(zhēng)力が近年持続的に向上し、中國(guó)ブランドが國(guó)際市場(chǎng)でより広く認(rèn)められるようになった。同時(shí)に関連企業(yè)も積極的にチャンスをつかみ、國(guó)際市場(chǎng)の開(kāi)拓に力を入れている」と述べた。
浙江大學(xué)國(guó)際連合商學(xué)院デジタル経済?金融イノベーション研究センターの連席主任で研究員の盤和林氏は、中國(guó)の自動(dòng)車輸出が好調(diào)なことには、主に次の2つの理由があるとした。まず、中國(guó)は世界最大規(guī)模の自動(dòng)車市場(chǎng)であり、電動(dòng)化、スマート化、自動(dòng)運(yùn)転などの新興技術(shù)の策源地、バロメーターでもある。その一方で、國(guó)際的なエネルギー価格の高騰、サプライチェーンの混亂などにより、ドイツや日本といった伝統(tǒng)的な自動(dòng)車輸出大國(guó)が大きな試練に直面しているが、中國(guó)はこれらに的を絞り対応している。
発展が早く市場(chǎng)競(jìng)爭(zhēng)がより十分であることから、中國(guó)の新エネ車は海外市場(chǎng)で品質(zhì)?性能?規(guī)模効果の優(yōu)位性を持つとの分析もある。
しかし盤氏は、「世界的な知名度が徐々に上がるなか、中國(guó)自動(dòng)車メーカーは海外進(jìn)出の際にどれほど多く売るかだけではなく、ブランドをいかに経営し付加価値を高めるかも考える必要がある。一部の中國(guó)ブランドは依然として低価格によるシェア爭(zhēng)奪に熱中し、ブランド樹(shù)立を十分に重視しておらず、技術(shù)の蓄積も不足している。これは國(guó)際的な競(jìng)爭(zhēng)への參加に不利だ」と指摘した。
EUの炭素稅、「グリーンな壁」に要注意
データによると、中國(guó)の完成車の約16%、自動(dòng)車部品の約22%が歐州に輸出されている。EUなどの先進(jìn)國(guó)は現(xiàn)在、中國(guó)の重要な自動(dòng)車輸出先になっている。これは中國(guó)自動(dòng)車メーカーが伝統(tǒng)的なグローバル自動(dòng)車メーカーからハイエンド市場(chǎng)を爭(zhēng)奪するための必然的な選択でもある。
この過(guò)程において、ブランド樹(shù)立を強(qiáng)化しプレミアム効果を拡大するほか、中國(guó)自動(dòng)車メーカーにはより厳格化する「炭素稅」という重視せざるを得ない問(wèn)題がある。
EUが自動(dòng)車産業(yè)を炭素稅のリストに収めれば、中國(guó)自動(dòng)車産業(yè)に大きな影響が及ぶと分析されている。
公衆(zhòng)環(huán)境研究センターの馬軍主任は、「中國(guó)の輸出會(huì)社は炭素稅に向けしっかり準(zhǔn)備するべきだ。自動(dòng)車産業(yè)は産業(yè)チェーンが長(zhǎng)く、數(shù)多くの川上産業(yè)と関わる。中國(guó)の自動(dòng)車メーカーは実行可能な炭素削減プランを早急に見(jiàn)いだし、炭素稅というグリーンな壁を一日も早く突破するべきだ」と述べた。
?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)?2022年7月15日