世界で4番目、アジアでは初の貨物輸送専門空港である鄂州花湖空港が今日、正式に開港しました。

　湖北省鄂州市に位置するこの空港は、長江デルタ地域と珠江デルタ地域を含む中國の5大國家級都市群を1時間半以內のフライトでカバーします。これにより鄂州市は全國の経済総量の90％に関連するようになり、「貨物を一日で全國に、一晩で世界に到達させる」という目標が実現する見込みです。

　鄂州花湖空港は、晝間は主に旅客輸送の需要を満たしますが、夜間は貨物輸送が主になります。100キロ圏內に、地域的なハブである武漢天河國際空港もあるため、旅客と貨物の航空輸送の「ダブルハブ」構造が形成されます。鄂州花湖空港は今年末までに、鄂州から北京、上海、深セン、アモイ（廈門）、重慶、成都、昆明、青島、寧波などへの旅客輸送航路と、深セン、上海、フランクフルト、大阪などへの貨物輸送航路を徐々に開通し、さらに2025年までに年間旅客取扱量100萬人に達して、貨物輸送量245萬トンに達する見込みです。

　「中國國際放送局日本語版」2022年7月17日