浙江師範大學アフリカ研究所ナイジェリア研究センター所長のマイケル?エズルン氏は先ほどチャイナデイリーで、「『一帯一路』イニシアチブは、全世界が共通の経済的試練に対処できるよう希望をもたらした」との考えを示した。
「一帯一路」の枠組みの下、中國とアフリカ諸國は協力を強化し、アフリカ大陸の経済発展を加速させてきた。中國とアフリカの協力の成果は誰の目にも明らかで、アフリカはこの10年で、道路?鉄道?港灣?スタジアムなど、大規模で経済効果の高いインフラを數多く建設してきた。
交通分野では、21世紀に入ってから、中國はアフリカの鉄道6000キロメートル以上、道路6000キロメートル以上、港灣約20カ所の建設を支援してきた。エチオピアのアディスアベバ?ジブチ鉄道、ケニアのモンバサ?ナイロビ鉄道、ナイジェリアのアブジャ?カドゥナ鉄道は、アフリカ大陸各地の相互接続を実現した。
最適化されアップグレードされたインフラはアフリカの農業および工業部門の生産性を向上させたが、エチオピアはその恩恵を受けた國の一つだ。中國の貴重な貢獻と獨自の改革のおかげで、エチオピア経済は年平均10%の成長を遂げている。
中國はエチオピアの水力発電を強力に推進しただけでなく、多くの大規模工業団地の建設も支援してきた。中國が建設を支援したアジスアベバ?ジブチ鉄道とジブチ港は、エチオピアにとって重要な輸出入チャネルとなった。
さまざまなデータから、「一帯一路」イニシアチブがアフリカのインフラ相互接続とアフリカ大陸の経済発展にとって非常に重要であることがわかる。
「一帯一路」イニシアチブは発展途上國に大きな利益をもたらした。我々は、このイニシアチブがさらなる成功の10年を迎え、世界経済の発展を一段と推進、國際社會が平和?調和?繁栄へと向かうことを期待する。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年8月20日