標高3300メートル以上のパミール高原にある深能福塔太陽光発電所（中國網(wǎng)記者?王冉撮影）

　標高3300メートル以上のパミール高原で5日午後6時、7萬7760枚のソーラーパネルが燦然たる日差しを浴びていた。これは新疆初の集中型貧困支援太陽光発電所、深能福塔太陽光発電所だ。

　同発電所の敷地面積は635ムーで、カシュガル地區(qū)タシュクルガン?タジク自治県（以下「同県」）に位置する。同県の平均標高は4000メートル以上で、「新疆で太陽から最も近い県」と呼ばれる。発電所は深セン市福田區(qū)人民政府と深セン能源集団が共同出資し建設。発電の収益は現(xiàn)地の的確な貧困支援活動に用いられる。

　同発電所の安全主管エンジニアの厳玉智氏によると、その発電量は現(xiàn)在すでに2兆kWhを突破している。同プロジェクトは電力使用の制限を受けない場合、年平均発電量が4000萬kWhにのぼる?，F(xiàn)在の貧困支援電気料金によると、年平均の利益と稅収は約1023萬元。収益のすべての分配可能利益が同県の的確な貧困支援活動（期限は20年）に用いられる。大病醫(yī)療、教育基金、貧困世帯救済金の設立などの各種措置により、同県の4140世帯?1萬6806人の就業(yè)と富の蓄積を?qū)g現(xiàn)できる。

　10月31日現(xiàn)在の、同県の貧困支援に用いられるすべての分配可能利益は7611萬2200元で、電気料金補助の支給狀況によると、すでに同県政府に1959萬7100元が支払われている。これらの資金は全県の900以上の公益性雇用枠に賃金を提供しただけでなく、全県47村の村集団経済の発展を支えた。また小型公益類プロジェクトに220萬元以上の資金援助を提供した。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2023年11月8日