中國貿易促進會は21日午前、第1回中國國際サプライチェーン促進博覧會の準備狀況に関する記者會見を開いた。中國貿易促進會展覧部の鄔勝栄部長は、責任ある大國として、中國は世界サプライチェーンの融合発展の受益者と維持者であるとともに、世界サプライチェーンの新生態の模索者と構築者でもあり、世界の産業チェーン?サプライチェーンの安定に以下の多大な貢獻をしたと述べた。

　1つ目は、産業體制を整備し、世界の産業チェーン?サプライチェーンの動向を支えた。中國は世界で唯一、國連が産業分類で挙げるすべての工業ジャンルを揃えている國である。製造業の付加価値は世界の製造業の付加価値の約30％を占め、製造業の規模は13年連続で世界一を維持している。高速鉄道、電力設備、工作機械、船舶製造などは「メイド?イン?チャイナ」の素晴らしい名刺になっている。

　2つ目は、特大の市場規模に立腳し、世界の産業チェーン?サプライチェーンの安定を促した。中國は14億人以上の人口と4億人以上の中等所得層を有し、世界で最も潛在力のあるビッグマーケットである。中國は世界に積極的に市場を開放し、140以上の國と地域の主要貿易パートナーとなり、14年連続で世界2位の輸入國を維持している。中國國內の外資系企業の9割以上が中國市場に目を向けている。これは、中國市場の外資にとっての繁栄の魅力が絶えず高まっていることを示す。

　3つ目は、「一帯一路」共同建設の國際協力を推し進め、世界の産業チェーン?サプライチェーンの余地を広げた。この10年、中國企業は共同建設を進める國と一連の産業投資協力事業を行い、その分野は農業、エネルギー、インフラ、デジタル経済、新エネルギー車などに及び、各國の産業構造のアップグレード、産業チェーンの整備を促してきた。

　4つ目は、中國プランを積極的に打ち出し、世界の産業チェーン?サプライチェーンの粘り強さを強化した。

　?中國網日本語版(チャイナネット)?2023年11月21日