中國の商船団は世界一の地位をしっかり維持している。クラークソン?リサーチのデータによると、16日現在の中國の商船団の総トン數は2億8290萬トンで、2億5400萬トンで2位のギリシャをリードしている。24年末にはこの開きが3000萬トン弱にのぼる見込みだ。中國の船主の総受注は4670萬トンで、ギリシャの3540萬トンを大きく上回り、リードをさらに強めている。仏ニュースサイト「Le Marin」が伝えた。
日本は1億8320萬トンで3位で、中國とギリシャから大きな差をつけられている。4位は韓國で、5位はノルウェー。中國は2022年8月にギリシャを抜き世界最大の商船団となると、船舶購入の面でリードを維持し、かつ造船所の重要な取引先となっている。
21世紀初頭と比べると、中國の商船団の成長ペースは驚異的だ。中國の商船団が世界全體に占める割合は2000年前後であれば約20分の1だったが、現在は7分の1を上回り、過去10年で2倍以上になった。
中國の船舶輸送のリードは最大の船主だけでなく、その海事業界への參加によっても示されている。中國の造船會社は韓國を抜き、國際市場で主導権を握っている。また中國の港灣事業者は世界で大きな影響力を握っている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年12月18日