??北京ダックは単なる御馳走ではなく、食べた人の身體にさらなる健康がもたらされるという。これには確かな科學的根拠がある。英國メディアが伝えた。
??研究者はこのほど、北京ダックの皮表面に塗る色付け用の紅曲米(紅麹の一種)が、心臓病による死亡率を3割減少させることを発見した。この研究報告は、「米國心臓病學雑誌(American Journal of Cardiology)に掲載された。研究者は紅曲米の効果が抗コレステロール薬として高く評価されている「スタチン」より高いと見ており、今回の発見が、心臓病の改善に一明の光をもたらすことが期待される。
??紅曲は中國で1千年以上にわたり食品防腐剤?色素?調味料として用いられてきた。薬としても1千年の歴史があり、血液循環(huán)の改善や消化促進などの効能を持つ。紅曲菌を米に混ぜて発酵させると紅曲米が出來上がる。心臓病は今や、世界各地で人々の健康を損なう重大な疾病となっている。治療方法としては、「スタチン」を処方して、患者の動脈への脂肪の蓄積を防ぐのが一般的な方法だ。しかし、醫(yī)師は、紅曲米を食べすぎると肝臓を損なう恐れがあり、自分で薬として勝手に服用せず、心臓病患者は醫(yī)者に相談してから服用するよう警告している。
??「人民網(wǎng)日本語版」2008年6月12日