寫真は閣子里芯子(鉄製の支え)の造型である。鉄製の支えは古い民間蕓術(shù)の1つであり、主に鉄製の支えでさまざまな芝居のキャラクターに扮した幼い演技者を高い竿あるいはその他の造型の上に安定させ、さまざまなストーリーを演じるものである。遠(yuǎn)くからそれを眺めると、キャラクターが宙に浮き、まったく不思議そのもので、奇異で、おっかなびっくりさせられるものである。鉄の支柱が燈芯のように衣裝の中で支えているため、このジャンルは「芯子(鉄製の支え)」と稱されている。一般に1つの「芯子」は1つのストーリーあるいは寓意を演じるものである。淄博市臨淄區(qū)南王鎮(zhèn)(町)の閣子里芯子はすでに約500年の歴史があり、造型が精緻で美しく、奇異で、危なっかしさがあって興味津々たるものがあることでこの地域一帯に名が知られ、國家クラスの非物質(zhì)文化遺産と見なされている。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2011年9月2日