アメリカ國防総省國防高等研究計畫局(Defense Advanced Research Projects Agency,DARPA)が研究開発したファルコン極超音速試験飛翔體(HTV-2)。
50萬米ドルのアイディア奨勵金
恒星間宇宙船の建設。SFドラマの中のセリフに聞こえるが、アメリカ國防総省の國防高等研究計畫局は(DARPA)真剣にこの課題に取り組んでいる。この研究機関はアメリカ軍の所屬機関で彼らが勝手にこうしたクレイジーなSF的思考に陥っているわけではなく、十分な資金を持って取り組んでいるプロジェクトなのだ。
DARPAとアメリカ航空宇宙局 (NASA)は協力して、今年秋から恒星間航行100年プロジェクトを始めた。手始めに最高額50萬米ドルの奨勵金を出し、そのような機関でも恒星間航行を推進するために必要な技術を開発できると証明しさえすれば、どのような技術でもよいアイディアならDARPAが奨勵金を出すというものだ。