中國初の宇宙実験室「天宮１號」のシミュレーション訓(xùn)練模型が4月29日午後、北京航天城で外國メディアに初公開された。CNN、ロイター通信、BBC、共同通信など34社から約60人の記者が取材に訪れた。人民日報(bào)海外版が4月30日付で伝えた。

中國有人宇宙飛行プロジェクト弁公室の楊利偉副主任は「中國は年內(nèi)に有人宇宙船と軌道上の目標(biāo)飛行體とのドッキング実験に著手し、宇宙実験室も打ち上げ、一定規(guī)模で短期間人の滯在できる宇宙利用を可能にする。將來的には宇宙ステーションを建設(shè)し、大規(guī)模で長期間人の滯在できる宇宙利用を可能にする」と説明した。

楊副主任によると中國は今年後半に「天宮1號」を打ち上げた後、無人宇宙船「神舟8號」も打ち上げて初の無人ドッキング実験を行なう。目標(biāo)飛行體、神舟宇宙船、運(yùn)搬ロケットの改良?開発における基盤技術(shù)のいくつかはすでにブレークスルーを遂げ、順調(diào)に進(jìn)展している。2012年には神舟9號、神舟10號も打ち上げる計(jì)畫だ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2011年9月23日