北大西洋海底に沈むタイタニック號船首の殘骸。殘骸はニューファンドランドから東南に643キロの地點にあった。
この手紙は特等船室の乗客ヨハン氏の書いたもの。當時、彼は新婚の妻とハネムーンでタイタニック號に乗りアメリカへ帰國するところだった。彼らはタイタニック號が氷山に衝突したショックで目が覚めたが、また眠てしまった。だが、妻に起こされてやっと何が起こったか気がついた。それでこの新婚の夫婦は命を永らえることができた。手紙には、自分たちが始めて救助艇に載った乗客で、他の人は船のほうが安全だと思っていたと書かれている。
この手紙はずっと家族によって保管されてきたが、今回、オークションに出された。これには1912年4月15日、カルパチア號の甲板から取った寫真もついている。最初に生存者の救助を行った船だ。寫真の背景に他の救助船、カリフォルニアン號も寫っている。この救助船は最初タイタニック號が発射した信號ロケットに取り合わなかったが、その後、現(xiàn)場に駆けつけ救助を行った。