ロシアのサンクト?ペテルブルグで開(kāi)かれている第36回世界遺産委員會(huì)會(huì)議は1日、中國(guó)雲(yún)南省澂江（チェンジャン）県の化石群「澄江動(dòng)物群」の世界遺産登録申請(qǐng)が承認(rèn)されたと発表した。同會(huì)議は6月24日から7月6日まで開(kāi)かれている。北京のタブロイド紙「京華時(shí)報(bào)」(電子版)が報(bào)じた。

　「澄江動(dòng)物群」は、化石類の自然遺産の世界遺産としては中國(guó)初の申請(qǐng)承認(rèn)で、中國(guó)の同分野の空白が埋められた。

　澂江県にある同地の面積は512ヘクタール(＝東京ドーム約111個(gè)分)、大國(guó)や大きな文化の核に挾まれた諸國(guó)「緩衝(かんしょう)地帯」の面積は220ヘクタール。1984年に、古生代カンブリア紀(jì)(約5億4200萬(wàn)年‐4億8830萬(wàn)年前)の豊富な海洋生物の化石群が発見(jiàn)され、「20世紀(jì)最大の科學(xué)的発見(jiàn)」と評(píng)されている。同地で発掘された化石は16カテゴリー、200種以上を含み、世界的にも非常に貴重な化石群。

　今年承認(rèn)された世界遺産登録申請(qǐng)は計(jì)36件。中國(guó)は同地以外に、內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）自治區(qū)の中部シリンゴル盟正藍(lán)旗南部に殘る「元の上都遺跡」も登録を申請(qǐng)し、29日に承認(rèn)された。中國(guó)の世界遺産は計(jì)43カ所になった。

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2012年7月2日