業界の著名専門家が大興區に集結し、南海子文化について分析し、南海子文化の伝承と発展に助力した。
南海子歴史文化根源特別展が開幕
第1回北京南海子文化フォーラムの開催と同時に、「古苑宸跡」南海子歴史文化根源特別展が大興區で開幕した。
展示會は國家図書館が収蔵する清代末期の『南苑全図』と清同治年間の『鳳泉涼水河図』、浙江省博物館が収蔵する康熙年間の『京杭道里図』を初めて展示。『南苑全図』は南海子が栄えた時期の地域の境界、規模構成を具體的に示し、『鳳泉涼水河図』は南海子の濕地水系と運河の関係を説明、『京杭道里図』は歴史上の南海子と北京城、永定河、運河の関係を具體的に説明している。
展示會は3D再現やVR技術などの科學技術を使い、南海子最大の行宮である団河行宮、清代初期の民族融合を示す徳壽寺などの歴史的建造物を再現。また徳壽寺、舊役所行宮、南紅門行宮などの建築物のミニチュア模型を製作し、南海子の古苑の風景をリアルに再現した。
映畫『雪落徳壽寺』の撮影開始
フォーラムは映畫『雪落徳壽寺』の撮影開始を発表した。首都南大門に位置する徳壽寺は中國の歴史において素晴らしい痕跡を殘した文化の代表地である。清代前期、順治帝はここでダライ?ラマ5世と接見し、乾隆帝はパンチェン?ラマ6世と接見した。この2つの歴史的接見は清代中央政府とチベット地區の関係史のおいて一里塚的な意味を有し、今もチベットのポタラ宮に収蔵されている壁畫、勅封金印、金冊は貴重な歴史の証拠である。
2018年6月、大興區委員會宣伝部の後押しにより、徳壽寺映畫プロジェクトがスタートした。業界內外で名聲のある実力派腳本家、プロデューサー、制作者が深く調査研究し、構想を練り、映畫『雪落徳壽寺』の腳本が完成した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2018年12月10日