8月25日は「中國の戀人の日」と呼ばれる舊暦の七夕だ。中國の映畫市場にとっても、これは喜ばしい日だ。
同日の全國映畫興行収入は、映畫館の営業再開後の最高記録の更新を続けた。貓眼専業版によると、25日午後3時頃までに七夕の興行収入が3億元を突破した。午後5時頃には4億元を突破し、午後6時26分には4億2200萬元に達した。これは7月20日の映畫館営業再開初日(422萬元)の100倍の數値だ。
全國の映畫館が完全に営業再開しておらず、観客を座席の50%しか入れられず、上映作品數を半分に減らしているにも関わらず4億元を突破したことは、非常に喜ばしいと言える。
七夕の當日、最近話題の作品『八佰』の他に、戀愛をテーマとした3本の新作『我在時間盡頭等你』『蕎麥瘋長』『小婦人』が同時上映された。そのうち上映回數と興行収入がトップだったのは『我在時間盡頭等你』。
『我在時間盡頭等你』は25日、上映スケジュールの53%前後を占めた。今年初めて公開初日の興行収入が2億元を突破した映畫となり、1日?1作品の興行収入の記録を更新した。
七夕の當日、公開から5日たつ『八佰』も依然として好調だった。七夕の「戀愛」というテーマからはかけ離れているが、上映スケジュールの約22%を占めた。また座席の埋まり具合、毎回の観客數が同期の『我在時間盡頭等你』を上回った。
映畫館営業再開後で初となる商業大作『八佰』は、公開日決定後に直ちに注目を浴びた。25日午後8時までの『八佰』の同日の興行収入は1億5000萬元以上で、累計で11億元を突破した。今年初めて興行収入が10億元を突破した映畫になり、中國の映畫史上で興行収入が10億元を突破した75本目の映畫になった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月26日