中國の宇宙ステーションのコアモジュールが29日、「長征5號B遙2」ロケットにより予定の軌道に打ち上げられた。中國の宇宙ステーション建設段階で初の打ち上げとなった。海外メディアは本件を高評価し、中國が獨自に建設?運営する有人宇宙ステーションを保有するという目標に向け大きな一歩を踏み出したと判斷した。新華社の海外駐在記者が、各國メディアの反応をまとめた。
ドイツ通信社は29日、「有人宇宙事業の3ステップ戦略を発表してから約30年後、中國は宇宙の前哨になるという夢の実現を迎えようとしている。ドイツの元宇宙飛行士、獨シュトゥットガルト大學宇宙システム研究所教授のラインホルト?エヴァルト氏によると、宇宙ステーションは一國の宇宙技術の幅を示し、中國の宇宙ステーションは人類が月及び火星に進出する上でさらに必要となる技術を模索できる」と伝えた。
また、「現在軌道上で運行中の國際宇宙ステーションが計畫に基づき數年內に退役すると、中國はしばらく宇宙の軌道上で長期的に宇宙ステーションを運営する唯一の國になるだろう」と伝えた。
獨紙「ディ?ヴェルト」(電子版)は「コアモジュールの天和は、中國の宇宙ステーションのうち初めて打ち上げられたモジュールだ。中國はその宇宙ステーション戦略を徐々に達成しようとしている。世界と比較すると、中國はすでに獨自の有人飛行などの実踐により、宇宙分野の新米からベテランに昇格している。國際宇宙ステーションと同様、中國の宇宙ステーション計畫の重點となるのは科學研究だ。中國は國際社會に向けて宇宙技術の協力の扉を開いたが、米國は中國人による國際宇宙ステーションへの搭乗を認めたことがない」と伝えた。