第2回中日ハイレベル経済対話への參加を終えた中國國務院の王岐山副総理は9日、愛知萬博の跡地にある「愛?地球博記念館」を訪れ、上海萬博のマスコットの贈呈式に出席した。王副総理はさらに、愛知萬博の関連狀況を視察し、2010年の上海萬博をPRした。新華社が伝えた。
王副総理と神田真秋?愛知県知事は同日、上海萬博のマスコット「海寶(ハイバオ)」の除幕式を「愛?地球博記念館」の前で行った。王副総理はその後、神田知事の付き添いで愛知萬博の関連施設を視察した。さらに愛知萬博の計畫や準備、管理運営、萬博後の展覧施設利用などについて愛知萬博の擔當者との座談會も行った。
王副総理は、「日本は2回にわたって萬博を開催しており、豊かな経験を持っている。今回愛知県を訪れたのは、日本が成功したやり方を學び、2010年上海萬博を日本の人々に宣伝するためだ」と語った。王副総理は、「2010年上海萬博は世界的な大會だ。人々の記憶に殘るすばらしい萬博を成功させるために努力し、中國とアジア、世界各國の人々に向けて交流?理解?協(xié)力のための橋を築き、『人類のより良い生活』という理念を実現(xiàn)させたい」と語り、「2010年には上海に集まり、萬博をともに成功させ、ともに楽しもう」と呼びかけた。
愛知県の神田知事は、「王副総理の情熱あふれるPRと紹介は、日本各界の人々の上海萬博への期待を高めた。日中友好のきずなは愛知萬博と上海萬博をかたくつなげる。上海萬博の成功を期待し、上海萬博が北京五輪と同様にすばらしい成果を上げることを信じている」と語った。(編集MA)
「人民網日本語版」2009年6月10日