四川大地震2周年となった12日、上海萬(wàn)博遠(yuǎn)大館で追悼會(huì)と地震対策科學(xué)技術(shù)フォーラムが開(kāi)催された。同館はマグニチュード(M)9の地震に耐えることができる。
「この建物は中國(guó)初のM9耐震試験を通過(guò)したビルであり、完全に自主開(kāi)発されたものです」。説明スタッフによると、地震による建物の倒壊は、縦揺れによるものではなく、橫揺れにより発生する。遠(yuǎn)大館にはトラス結(jié)合技術(shù)が新たに採(cǎi)用され、どのような橫揺れが発生しても、倒壊することはない。
最も入場(chǎng)者を驚かせたのは、この5階建ての耐震構(gòu)造ビルがわずか1日、たった50人の作業(yè)員により完成されたことだ。全ての建材は工場(chǎng)で完成、作業(yè)員はまるで積み木を組み立てるように図面に従い工事を完了させ、內(nèi)裝工事も不要だった。スタッフの一人、伏広旭氏によると、天井と床板は一體となっており、床板コンクリートと共に工場(chǎng)で製造された。鋼材構(gòu)造設(shè)計(jì)は極めて精緻で、十分な強(qiáng)度を有し、國(guó)家標(biāo)準(zhǔn)が規(guī)定する荷重200キログラムに耐えられる。十分な強(qiáng)度と一切の無(wú)駄を省いたことこそ、遠(yuǎn)大館の「プレファブリケーションシステム」の核心だ。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2010年5月13日